業界の動き(県内)

熊工保護者に建設業PR

土木・建設業を理解するための保護者説明会開催

土木・建設業を理解するための保護者説明会が6月9日、熊本県立熊本工業高等学校で行われ、県内建設業の現状を紹介した。今年3月の生徒説明会に続くもので、熊本県土木部、熊本県建設業協会、熊本県測量設計コンサルタンツ協会の担当者らがプレゼンテーションし建設業をPR。子どもたちの職業選択肢となるよう約30人の保護者らに理解を求めた。

説明会では、熊本県土木部監理課の小西英夫課長補佐が「建設産業の現状と熊本県の取組み」を紹介。県内建設業許可業者数が約6500社あることや平成29年度には約1000億円の公共工事予算があったことなどを上げ、建設業の必要性を訴えた。就業者の高齢化率にも触れ、「熊本は全国的にみても若者が不足している状態。入職を期待している」とした。7月6日、グランメッセで開催の「建設企業の魅力発見フェア」への参加も促した。

 

熊本県内建設業の現状を説明する熊本県の小西課長補佐

  • 熊本県内建設業の現状を説明する熊本県の小西課長補佐

熊本県建設業協会は、髙山正輝総務係長が資格取得による優位性について説明した。「製造業と比較して建設業はどこででも通用する資格が取得できる。企業のバックアップ体制も整っている」と建設業をアピール。将来有望となるICT施工については「人口減による生産性の向上策として建設業の未来が高度化していく」ことを示した。

 

資格取得の優位性をアピールする建設業協会の髙山総務係長

  • 資格取得の優位性をアピールする建設業協会の髙山総務係長

熊本県測量設計コンサルタンツ協会は、水野建設コンサルタントの今薗淳司設計部長が協会活動について述べ、地域に根差した測量設計技術者の重要性を強調。建設コンサルタント業は「人材を確保・育成しながら、地域活力や産業競争力の向上を目指し、社会やまちづくりに主体性を持って取り組まなければならない」と自覚していることを説いた。

 

測量設計技術者の自覚を説く水野建設コンサルタントの今薗設計部長

  • 測量設計技術者の自覚を説く水野建設コンサルタントの今薗設計部長

熊工OBは「品質・安全管理面から建設業は特にコミュニケーション能力が必要とされる。相手を理解しようとする姿勢が大切だ」(橋口組・池田将士さん)「専門性が高くやりがいがある仕事。我々の業界では熊本を良くしたいと思う人材を求めている」(水野建設コンサルタント・楠田祥貴さん)とそれぞれ話し、建設業で輝く自分たちの姿を誇示した。

 

熊工OB池田さん

  • 熊工OB池田さん

熊工OB楠田さん

  • 熊工OB楠田さん

生徒を指導する猿渡和博教諭は「資格や経験が生かされることは、建設業の大きな利点だといえる。色々な人と接することで人間的にも大きくなることは、OBの話を聞いてもらったことで理解していただいたと思う。若い力を必要としている建設業界の熱意が伝わった。我々も土木の仕事で活躍できる人材を育てていきたい」と総括した。

 

総括する猿渡教諭

  • 総括する猿渡教諭

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